看護という仕事に求められるもの

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

仕事柄、看護系の学校の先生にお目にかかる事があります。

優れた観察眼と、優しさが同居した視線とでも言うのでしょうか。看護師、元看護師という方の眼差しには、一種独特のものを感じます。

看護の基本原理を築き、信念の実践者でもあったフローレンス・ナイチンゲールは、『看護覚え書』の中でその職業を次のように表現しています。

●自分自身はけっして感じたことのない他人の感情のただなかへ自己を投入する能力を、これほど必要とする仕事は他に存在しない。

こうも言っています。

●もしあなたがこの能力を全然もっていないのであれば、あなたは看護から身を退いたほうがよいであろう。

これから進路を考える10代の気持ちで読むと、非常に厳しい言葉ですね。

勿論、「全然もっていない」というのは稀だと思います。

また、人間は発達する存在ですし、多少の苦手はあっても、努力やその他の力でカバー出来る余地もあると信じたいです。

ただこの問題は、よりよいキャリア形成や中途退学の抑制という意味でも、生徒・教育者共に正面から向き合う必要のある大事なテーマだと思います。

やはり、一生にかかわる事ですから。

学校広報の立場から言えば、生徒募集の為の情報発信だけでなく、その厳しさや困難さも積極的に伝えていく姿勢と、事前相談会による意思のすり合わせの機会の充実が不可欠と言えるでしょう。

~追記~

どの職業にも、いつでも立ち返ることの出来る原点と言える書物があると思います。

そういう本があるのは幸せな事ですね。

私はたまたま浪人中に薦められてこの本を読んだのですが、今開いても、やはり震えるような思いがします。

これから進路を考える方は、良く分からなくとも良いので、そういった書物を教えて貰ってページをめくってみることをおススメします。

NOTES ON NURSING

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

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