学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。
いつもお読み頂き有難うございます。
先日、放課後等デイサービスの事業を行う経営者さんにお話を伺う機会がありました。
放課後等デイとは、児童福祉法に基づき、就学中の障害のある子どもの生活能力向上の為の訓練を行うものであり、受給者証の取得によって1割負担で利用出来る事業です。
私自身、過去に生活訓練・就労継続支援B型事業所に関わらせて頂いた事があった為、人生の早い段階で関与できる放課後等デイの存在意義の大きさは、理屈抜きで納得出来るものがあります。
私のような若輩者が言うのは適切では無いかもしれませんが、支援者としても経営者としても、非常に素晴らしい方でした。
お話を伺って特に感動したのは、子どもへの質の高い療育機会の提供や保護者へのサポートだけでなく、
「職員の処遇改善」
に本気になって取り組んでおられるということ。
介護の分野では良く知られているように、福祉職のバーンアウトは非常に深刻な問題です。
様々な要因がある為一言では語れませんが、「仕組みの整備」で解決出来ることも多々あります。
やはり、本当に良い支援を行なうには、続けられる環境づくりが必要です。
福祉分野の経営者が取り組むべき重要なテーマであると感じます。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)