学校法人・教育・福祉業界コンサルタントの水溪です。
いつもお読み頂き有難うございます。
食品や雑貨の製造を行う福祉事業所にとって、企業の担当者さんとの出会いがある展示会は貴重な営業機会です。
自法人の商品に関心を持って貰い、その後の関係性を築けるかどうかで、新たな販路が生み出せるかが決まるといっても過言ではありません。
ただ、福祉サービス事業所で日々利用者の方と向き合う支援者さんの多くは、こういった営業は不得意とされる方が多いようです。
一生懸命作り手の気持ちを伝えようとしても、なかなか引き合い獲得に繋がらないというケースが多いと伺います。
私からご提案させて頂きたいのは、
●所謂営業トークが苦手ならば、無理に話そうとしないこと。
●予め、商品の魅力を伝える為のツールをきちんと準備すること。
●ツール作成の際は、商品を店頭に並べる小売店さんの気持ちをちょっとだけ想像してみること。
という3点です。
商品の魅力をまとめたアプローチブックを事前に作成し、顧客の関心に応じてページを示しながら話をする事で、口だけで説明するよりも効果的に伝えることが可能になります。
また、実際の売場でのディスプレイのイメージや販売実績といった情報を盛り込み、小売店・バイヤーさんにとってのメリットを感じさせることも重要です。
各施設の思いがこもった商品の魅力を伝える為にも、是非取り組んで頂きたいと思います。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)