療育の質と利益は必ずしも相反しない

学校法人・教育・福祉業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

障害のある児童生徒の居場所・療育の場である、放課後等デイサービス。

広汎性発達障害のある方と向き合う教育・福祉業界の中では、

●療育の質を高めるには、マンツーマンの指導が必要。

●マンツーマン指導⇒人件費増⇒良い支援をしようとすると利益は残り難い。

という認識があるように思います。

ある範囲においては正しいと思いますが、この思考が転じると

●現状のスタッフ数のもとで利用者を増やそうという経営上の努力は、療育の質の低下を招く行為である。

という誤解を現場から受けかねません。

(何を隠そう、私自身もどこかそういう気持ちを持っていました。)

しかし、本当に「療育の質」と「売上・利益」は両立出来ないトレードオフの関係にあるのでしょうか。

先日お話を伺ったある事業所では、体育や学習の要素を取り入れた付加価値の高い集団授業形式のプログラムを導入することで、一般的な放課後等デイ施設にくらべ、高い利益率を上げておられました。

この背景にあるのは、コスト削減意識では無く

●社会性やソーシャルスキルは集団の中で育んでいくものである。

という思いです。

すなわち、スタッフ数を必要以上に増やすのでは無く、優れたプログラムと人材育成を通じた指導力向上によって、療育の質と事業性の両立を実現されているのです。

勿論、マンツーマンの形態が求められるサポートもありますが、集団の中でも出来るもの、集団指導だからこそ出来ることがあることを学ばせて頂きました。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

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