消費者との距離を近づける心遣い

学校法人・教育・福祉業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

先週、滋賀県・滋賀県社会就労事業振興センターさんが主催する、『おこしやす B.A.P 2013』というイベントにお邪魔してきました。

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同イベントは、「障害があってもなくても、地域で働き地域で暮らす」というビジョンのもとに、地域・企業・福祉事業所を結びつけることを意図した大規模な展示会。

各福祉作業所が食品や製造分野における商品・サービスを発信する事で、毎年数々のコラボレーションやマッチングが生まれているそうです。

今回見学させて頂いて特に感じたのは、

●「メーカー」としての力を研ぎ澄まし、かつ消費者の立場に立ったアプローチを徹底されている。

という点です。

どの施設さんも、所謂「福祉作業所」というポジションでは無く、メーカー、マーケッターとしての強いアイデンティティが表れていました。

これまで福祉の現場を支えてこられた方々と、日夜仕事に取り組むスタッフさんの力が結実した結果であるように思います。

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個人的にとても気になったのは、亀岡福祉会(かめおか作業所)さんの展示。

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雰囲気のあるブースに近づいてみると・・・

テイスティングスプーンに一口分のお米とお肉がのせられています。

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スタッフさんの説明によると、こちらはなんと、京都丹波地域のシカ肉を使った佃煮なんだそうです。

これはつい、気になって見ちゃいます。

商品の力を高めるだけでなく、消費者との距離を近づける為の心遣いが、こういった所にあらわれているように感じます。

その土地ならではの味というのも良いですよね。

私は実家が愛知なので、帰省の際は、関西土産として是非両親に買って帰りたいと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

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