教育・福祉業界コンサルタントの水溪です。
いつもお読み頂き有難うございます。
個人的なことですが、私はどちらかと言うと早口な方です。
元々が緊張しやすい気質な上、どうにかして相手に必要な事を伝えようと思うと、どうしても焦ってしまうところがあります。
お客さんの前でお話させて頂くときは、兎に角「ゆっくり話そう」といつも念じています。
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~余談~
小学生ぐらいの頃、テレビである映画俳優が役作りについて語っているのを見たことがあります。
20年以上昔の事ですし、見たことのない映画なので、細かい筋はわかりません。
ふとした拍子に起こしてしまった罪(か冤罪)によって、長期間服役していた男の出所後を描いた映画。
確か、そんなストーリーだったと思います。
男は、今まで失った時間の重みを感じ、人生をやり直そうと焦っている。
難しいこの役柄をどう演じるか。
その俳優が出した答えが、「ゆっくり話す」というものだったそうです。
自分に残された時間に焦りを感じているからこそ、人に何かを伝え損なったり誤解を与えることが無いよう、一つ一つの言葉を確実に話す。
こう言った着想から役作りをしていったという話でした。
何か、不思議なリアリティを感じます。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)