暖かい日曜日。
学生時代に非常勤講師をしていた高校の卒業生と一緒に、長岡京に有る『すずかけ教育相談所』を訪ねて来ました。
所長の金馬先生は、「教育の仕事がしたい。」という思いを持って大学生活をスタートした私に、通信制高校における支援について身をもって教えて下さった方。
この日は、久しぶりに再会した卒業生の近況を一緒に聞きながら、この一年間で取り組んでいくべき事について話をしました。
いずれも、大学卒業後を見据えた将来の話です。
卒業生の様子を見ていると、その身体の中でしっかりとした成長の時間が流れていることが感じられます。
相談室の窓からは、薄曇りながら明るい春の日差しが射し込んでいました。
人の成長は目に見える一方、自分の事はなかなか分かりません。
10代の頃と比べると多少は進歩したつもりですが、未だに右往左往してばかり。
僕自身、新学期を迎える前に一度頭の整理をしなければならないように思います。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)