新入生と一緒に学び始めて、2ヶ月が経とうとしている。
毎日生徒と接していると、自分の中に
「この子は、○○○な性格の子かな。」
という像が出来始める。
自分との関係性から、ある種の見立てをする訳だ。
でも、それが違っていることはよくある。
例えば、最終下校後の職員室で生徒名簿と写真を眺めていると、他学年の先生が
「この子は、×××の授業で積極的に取り組んでいましたよ。」
「この生徒は、とても前向きに頑張っていますよ!」
といった話をしてくれる。
然り!と思うこともあれば、自分の知らない一面に、素直に驚くこともある。
こういう話が出来るのは、教員として楽しい。
そうして、自分が持っているイメージは、あくまで自分の眼鏡を通して知っていることに過ぎないのだと思う。
同様のことは、生徒同士の人間関係でもある。
たかだか2ヶ月程度では、お互いどんな人間なのか本当の所は分からない。
安易なラベリングをせず、少しずつ人付き合いの輪を広げて貰えればと思います。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)