新年度準備に取り組む中、知りたいことがあってこの本をamazonから取り寄せた。
受け取ったその日に、昼食時間に職員室でページに目を走らせた。
求めていたことが詰まっていた。
簡潔な文章からも、池田小学校の教職員の方々が、どんな思いで今日の体制を作って来たかが垣間見える。
この本の取り組みレベルと比べると、我々の学校は、組織として生徒の安全を守る為の努力はまったく不十分であると認めなければならない。
今のままでは、予期しない災害や不審者による悲惨な出来事、思春期の生徒が直面する様々な危機から守ることなど到底出来ない。
重苦しい気持ちだが、この2~3年の自分の仕事の道標になる本と出会えた。
誰かが旗を振らなければならない。一人の教員として責任を引き受け、生徒の命を守れる学校を作ろうと思う。
水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)