10代で向き合う問い

先日、勤務する高校の入学試験業務で中学3年生と話す機会が有った。

その際、保護者の方から

「子どもが学校に行けなかった時期を振り返ってみると、自分が今後どうなっていったら良いか分からなくて悩んでいるようだった」

という言葉があり、思わずはっとした。

なんて大きな問いだろうか。

私が関わる高校生の中にも、自分の生き方についての問いに、真っ直ぐに向き合っている生徒がいる。

個々の悩みは深くそれぞれ異なるので、十把一絡げに出来るようなアドバイスは無い。

ただ、その問いの答えは、「将来」という遠い対岸に転がっている訳では無いと思う。

これまで生きてきた中で吸収した物事や、心が動いた出来事、家族や他者との付き合い方、そういったものと地続きにあるはずだ。

進路選択の機会は、自分を形作る要素の一つ一つと向き合わなければならない、大きな節目の一つ。

苦しみもあるかも知れませんが、自分の可能性を信じて進んで欲しいと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

役割

結婚後初めての冬休みということもあり、年末年始はゆったりと過ごしました。

新年の目標は立てましたが、日々の仕事から離れて頭に浮かぶのは、学校における自分の役割についてです。

勤務校のリーダーや管理職、学校内外の優れた同年代を目の当たりにすると、自分は今後キャリアを重ねて行っても、人を指揮しコントロールする意味でのリーダーには到底なれないだろうと思います。

認知特性や対人的な傾向など理由を挙げたらキリがありませんが、大勢をまとめる上で必要な資質の乏しさを感じる。

ただ、開き直ったり拗ねたりしている訳ではありません。

腰を据えて仕事をし、担当する生活指導や教科教育を通じて、生徒・教職員が育つ風土作りに貢献したい。

自分が属するキャンパスから、自法人の全国の拠点に影響を与えることも出来るはずだ。

そう考えると、今の現場と自分には可能性が満ちている。

2019年は公私共に土台を築く一年でした。今年は、その上でどんどん吸収・実践し、発信する年にしたいと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)