保留にしていること

4月下旬の記録です。

4/22(日)

  • 愛知の実家に帰省。新聞で、陸自イラク日報についての記事を読む。簡潔な日々の記録から、世界で果たす役割の難しさが伝わってくる。
  • 日本に遊びに来ていた姉の夫(イギリス人)とビールを飲む。移民問題やEUの事情について教えて貰う。相変わらず、英語を聞いてもほんの少ししか分からない。社会科学上の用語は知っているから、議論のあらすじが漸く理解出来る程度。お土産に、ジョージ・オーウェル『1984』を始め、洋書を沢山貰う。かたつむりのようなペースで読もうと思う。
  • 新幹線での帰路、目の前や世界で起こっている事に背を向けず、曲がりなりにも自分なりに理解し判断をする為には、日々どれだけの情報を取り入れ、学ばなければいけないのかとぼんやり考える。今の自分は、知らないこと、保留にしていることが余りに多すぎる。

4/27(金)

  • 南北首脳会談についてのニュースが飛び込んでくる。分断から70年を経た出来事。
  • 昨年、高校1年生向けの現代社会の授業で東西対立を少しだけ取り上げたが、あれで良かったのか心配になる。3年生の日本史Aでも、戦中のアジア支配の一部を扱ったに過ぎない。

4/29(日)

  • 英語の免許取得の為に行っている大学の授業で、『Before the Flood』という作品を見る。環境問題に関するもの。大きなテーマだけに、普段の生活では問題の全体像を掴むのも難しいし、自分に出来ることというと途方に暮れる。来月から職場でボランティアの授業をするので、よく咀嚼した上で、『世界がもし100人の村だったら』という作品と一緒に題材にしたい。
  • 私生活上の悩みがつきない。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

Advertisements

鈍磨

職場の高校に、教員になって1・2年目の先生がやって来ました。

私にとっては後輩の仲間です。

生徒との時間に一喜一憂し、学校での様子を電話で保護者の方に伝えている姿を見ていると、色々と思うことが有ります。

新卒採用というのは、既に働いている人が自分の仕事を見つめ直す機会なのかも知れません。

嫉妬ではなく、時々眩しく感じます。

勿論、教員として数年仕事をした分は、自分の方がイレギュラーな出来事にも対応出来ますし、判断の精度も少しは高くなっているはずです。

生徒の困りに対する提案のカードも、数枚ですが多く持っていると思います。

でも、それだけのことです。

1年目の先生が真っ直ぐに生徒と関っている様子を目にすると、そしてそれに応える生徒の表情を見ていると、知識の有無なんて、あくまで副次的なものに過ぎないのだと感じます。

どうやら、自分でも知らない間に色んな部分の感度が鈍っていたようです。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

リスタート出来る場所

先日、職場の高校で入学式が有りました。

新入生の表情も、それを迎える2・3年生の雰囲気もとても素敵なものでした。

暫く事務仕事が続いていたので、これだけ大勢の生徒と向き合うのは久しぶりのこと。

1年生の頃に担任をしていた生徒達が沢山声を掛けてくれたのには照れましたが、元気な声を聞けて嬉しかったです。

キャンパス長による式辞の中で、「リスタート」と言う言葉が有りました。

式の最中、そして数日経った今でもぼんやり考えているのですが、自分にとって思いの外大事なキーワードで有るようです。

本来の意味は、中学校時代にしんどい思いをした子も、高校三年間で大きく変われる、成長出来ると言うメッセージ。

でも、それだけじゃ無い。

恐らく、自分自身がリスタートして教員になった一人だからこそ、余計に共鳴する部分が有るのだろうと思います。

自分がそう言った空気を纏わなくなった時、すなわち単なる「選別」に寄った教育に傾いた時が、この仕事から退場する時なのだろうと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

役割の再確認

先日、職場のICT教育研修のプログラムで、東京学芸大学の森本康彦教授のお話を伺う機会が有りました。

高校の教員として果たしていくべき役割を、社会の変化や大学入試改革、これから生徒が身につけていくべき力と言った視点から語られ、強力な指針を示して頂いたように思います。

自分の問題意識や今まで見聞きしたこと、これからやりたいことのキーワードが何やら頭の中で繋がりつつあるように感じます。

一日たった今も、心がざわざわしています。

研修の趣旨とは脱線するかも知れませんが、詰まるところ自分は、先生が語る「教育」の仕事に感動したのだと思います。

ただ物事を教えるのでは無く、生徒が知識を得たり、自分で考え成長していく為のコーディネーターになること。

そのような授業を実践していく為には、教員自身の確かな技量とコミュニケーション力がますます求められます。

そんな理想を、物凄い温度の熱を持って実践されている姿に、強く惹きつけられました。

これは、一生を賭ける値打ちの有る仕事のようです。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

小さなミッション

間もなく平成30年度がスタートします。

通信制高校に転職し、フルタイムの教員になって4年目に入ります。

多少進歩したことも有りますが、当初思っていたよりゆっくりしか成長していないようです。

この1年間を密度の濃いものにする為に、今年度注力したい自分の使命をここに記します。

  1. 教育者・支援者としてピカイチの人材になる
  2. 単位制キャンパスの教育力向上とキャンパス全体のサポート体制の強化
  3. ミドルリーダーとして後輩のモデルとなる

短く書くと、こうなります。

少しずつ、続きを書いていきたいと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)