ギフトショーで見たデザインの力

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

昨日は、お付き合いのある社会福祉法人さまのブースへお邪魔する為に、

『第49回大阪インターナショナル・ギフト・ショー春2013』

へ行って参りました。

(今回の出展計画は、兵庫セルプセンターさんが中心になって進められたもので、関西圏で選ばれた作業所をはじめとした複数の団体が、アクセサリーや雑貨、菓子と言った商品の展示をされていました。)

展示を拝見してまず感じたのは、そのデザインのレベルの高さです。

ただ売るのでは無く、商品を使用するシーンや、背景にあるストーリーまで意識されている事が伝わってくるものでした。

ここで、私なりに「良いデザイン」定義すると、

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1.【誰に伝えるのか?】・・・対象の選定

2.【何を伝えるのか?】・・・顧客が享受する価値

3.【何をもって伝えるのか?】・・・媒体の選択

4.【より伝わるようにするには?】・・・価値の伝達レベルの向上・美的な効果の追求

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という4つの問いへの答えが明確で、一貫性がある状態、と言えるかと思います。

これらの点が熟考されている商品には、真っ直ぐに相手の心に届く力があります。

それと、もう一つ感じたのは、今回出展された作業所の殆どが「障害」「福祉」というキーワードを前面には押し出していなかったことです。

売り方に必ずしも正解・不正解がある訳ではありませんが、「お客さんにとっての商品の価値」を追求された顕れ、というように私は受け取りました。

それにしても、商品の価値の伝え方次第で、消費者との関係がこんなにも近づくものなんですね。

デザインが持つ力に、胸が高鳴る思いでした。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

大阪市教育振興基本計画案に見る英語教育の時流

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

先日、大阪市が取り組む『グローバル化改革』に関する資料を頂く為に、大阪市教育委員会事務局を訪問して参りました。

本計画では、

●積極的に自分の考えや意見を伝える事が出来る英語コミュニケーション能力の育成

を目的とし、英語教育について大きく2つのプランが示されています。

一点目は、小学校から中学校まで一貫した『音声・文字・発音の総合的な英語教育』の実施です。

具体的には、音声指導重点校として(24小学校・8中学校)が設定され、学習メソッドとして「フォニックス」が採用される見込みとなっています。

フォニックスは、英語の発音とアルファベットの間の規則性を習得させるメソッドであり、英語学習上の単語の読み書きでの躓きを改善する効果も期待されます。
(私が中学生の頃は、辞書や教科書の裏表紙に載っている発音記号表と睨めっこをしながら、怪しげな発音をしていたのですが、これから学ぶ子は、より英語らしい発音が出来る訳ですね。)

民間の英会話スクールでは、

●Berlitz kids(http://www.berlitz.co.jp/kids/

●ECC KID’S WORLD(http://www.kids.ecc.jp/

等で、年代と習熟度に応じたプログラムが導入されています。

二点目の英語教育の目玉は、ICT(Information and Communication Technology)の有効活用です。

まだ詳細は不明ですが、「アジアなど海外の小・中学校と連携し、英語で学びあう機会づくり」「双方向のコミュニケーション」「情報活用能力の育成」「協働学習や個別学習の充実」が盛り込まれており、コミュニケーション手段としての英語の活用が重視された内容となっています。

これらの政策に関しては賛否両論があるかもしれません。

また、正確な効果に関しては継続的な実証研究を待たなくてはなりません。

ただ、

●学校教育に関わる者は、単に英語を教授するのでは無く、その目的とメソッドに関して明確な指針を持たなければならない。

●また、その手段であるICTの活用方法に関しても、ビジョンを持たなければならない。

という時流を明確にした点において、非常に意味のある計画案であると感じます。

これから、どんな個性的な取組みをする学校が出てくるのか、目が離せません!

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)