教えあう

先週の月曜日に後期試験の範囲が発表され、キャンパスは試験期間に入っています。

この時期、放課後の教室を覗くと、自習をしている生徒が結構な人数居る。

皆、英語のプリントや数学の問題集を開いて、カリカリとやっている。

それだけじゃなくて、理解が難しいポイントを、お互いに教えあっている場面もしばしば目にする。

なかなか良い雰囲気だなあと思う。

その顔ぶれは多様だ。

元々勉強が好きで得意な人も居れば、成績上の必要性(!)から危機感を持って勉強をしている生徒も居る。

何やら一念発起して学んでいる顔もある。

普段は余り勉強しないけれど、何となくつられて勉強している生徒も居る。

この「ついつられて」という雰囲気が好きだ。

生徒同士の横の繋がりがあってこそ生まれる空気。

こういう光景を見ると、色んな生徒が一所に集まって学ぶのは、やっぱり値打ちがあることなんだなあと改めて思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

朝のセルフチェックの習慣化

今週で夏休みが終わり、8月末には生徒が揃って登校してくる。

職員休暇中は、身の回りの整理をしたり、身体を動かしたりして過ごした。

のんびりする時間が出来ると、

「3年間という限られた時間で、生徒をどこまで連れて行けるのか。」

「自分は教員としてどうなりたいのか。」

といったことぼんやり考える。

大きい問いなので、まだ上手くは答えられない。

ただ、目先のことに関して言うと、新学期は今一度、土台作りに力を入れたいと思う。

例えば、朝のSHRまでの過ごし方。

その一部を明文化すると下記のようになる。

学習の為の姿勢、聞く姿勢を自分で整えること。

人に言われてからするのではなくて、自分でチェックすることに意味がある。

地味なことかも知れないけど、まずはきちんとした習慣を作らないと、学んだことが積み上がっていかない。

良い3年間が過ごせるように、繰り返し伝えていきたいと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

 

始業までにすべきこと

自分の眼鏡を通して見える像

新入生と一緒に学び始めて、2ヶ月が経とうとしている。

毎日生徒と接していると、自分の中に

「この子は、○○○な性格の子かな。」

という像が出来始める。

自分との関係性から、ある種の見立てをする訳だ。

でも、それが違っていることはよくある。

例えば、最終下校後の職員室で生徒名簿と写真を眺めていると、他学年の先生が

「この子は、×××の授業で積極的に取り組んでいましたよ。」

「この生徒は、とても前向きに頑張っていますよ!」

といった話をしてくれる。

然り!と思うこともあれば、自分の知らない一面に、素直に驚くこともある。

こういう話が出来るのは、教員として楽しい。

そうして、自分が持っているイメージは、あくまで自分の眼鏡を通して知っていることに過ぎないのだと思う。

同様のことは、生徒同士の人間関係でもある。

たかだか2ヶ月程度では、お互いどんな人間なのか本当の所は分からない。

安易なラベリングをせず、少しずつ人付き合いの輪を広げて貰えればと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

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友達づくり

高校の現場にいると、生徒の友達づきあいに関する悩みと直面する。

大人しい性格で、中々親しい友人がつくれない。

積極性はあるが、相手とトラブルを起こしてしまう。

一人一人の悩みは異なるが、大別するとこのどちらかであるように思う。

いずれのケースも、相手に応じた「適切な距離」「適切な関わり方」が獲得出来ていないという意味では、根は同じソーシャルスキルの問題と言える。

これらの悩みに対して何が出来るか。

必要なのは、生徒を焦らせない事だと思う。

友達を作る前に、まずはお互いに顔と名前が一致する「顔見知り」の関係を築く。

挨拶をし合うような相手が出来てから、半年、一年という単位の時間をかけて、少しずつ親しくなっていけば良い。

毎日のHRで繰り返し伝えていきたいし、生徒間のコミュニケーションを促すワークを通して後押しをしていこうと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

明日

この春から、1年生の担任をさせて頂くことになりました。

明日は始業式。
いよいよ、正式に新入生達が登校してきます。

何やら、宝物を預かるような気持ち。

現実には、教員をやっていると大変な事も有りますし、帰り道で自分の授業を思い返しながら「くそっ!」と呟いている日が大半です。

それでも楽しみなのは、やはりこの仕事が好きだからなのだと思います。

今の気持ちを忘れずに居たいです。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)