凄い生徒—「自分で学ぶ」を支援する

試験1週間前の放課後。

教室でテスト勉強をしている生徒の手元に目をやると、現代社会の用語の復習をしている。

文言自体は、私が配布したテスト対策用のプリントと同じなので見覚えがある。

驚いたのは、それを単語カードアプリのQuizletに打ち込んで、iPadで反復練習が出来るよう工夫がされていたからだ。

話を聞いてみると、私のクラスの生徒がその準備をして、他クラスの生徒も活用できるようにしたらしい。

生徒のiPadの画面。定着が不十分な語句をピックアップして効率的に学ぶことが出来る。

凄い生徒がいたものだ。

自分が感動した理由は2つある。

1つ目は、教員に言われるでもなく、自分で進んで取り組んでいること。

作った生徒は勿論だが、そのツールを使っている生徒も、「自分にはこの方法が良い」という選択・判断をして学んでいる。

ただ言われたことをやるのとは雲泥の差が有る。

2つ目は、「教える人→学ぶ人」という関係では無くて、生徒が自分で学べる仕組みを作っていること。

勉強が得意な生徒が苦手な生徒に教えることも素晴らしいが、そういったマンツーマンの枠を超えて、多くの人の学びをサポートするという価値を生み出している。

教員である自分以上に、生徒の中では新しい教育がどんどん進んでいるように感じます。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

App Store Quizlet クイズレット: 英語を習うそして勉強

Google Play Quizlet クイズレット:語学と語彙を単語カードで学ぶ

社会科教員としての宿題

いつも有り難うございます、水溪です。

先週から、生徒達は夏休み。

我々教職員は、学習心理や教科教育に関する研修受講の機会を頂いたり、次の学期に向けた準備をしてりして過ごしています。

この期間、自分自身は何をするか。

社会科教員としての自分の夏休みの宿題は、「安全保障関連法案についてきちんと生徒に伝えられるようになる事」だと思っています。

誤解を恐れずに言うと、この法案についての正しい答えは、現時点で私には良く分かりません。

日々ニュースの報道を見ていても、頭の中で判断を保留にし続けて来た所があります。

全体としての最適解は分かりませんが、

「日本国憲法制定の過程」

「平和主義の理想と可能性」

「主権の有り方」

「現在の周辺諸国でのリスク」

と言った一つ一つの要素については、生徒に示すことは出来るはずです。

そうして、一緒に考える機会を作ることが、高校の教員としての役割なのでは無いかと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)