貴校の学習成果物は外部から見えますか?

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

先日、総合学科を有する西日本の高等学校さまのオープンキャンパスをご訪問させて頂く機会がありました。

同校は選択授業の自由度の高さを活かし、就職の為の資格取得だけでなく、専門学校や大学進学を視野に入れた各分野の体験授業を重視する方針をとっている学校です。

校内には、進学実績や授業外の取組み、各種大会への参加実績に加え、アートやファッション系の授業で作られた作品が至るところに設置されており、「生徒の成果物を見せる」という点を非常に意識的に取り組んでおられました。

(余談ですが、学校業界はこのような内観演出に関しては、塾やパソコン教室、カルチャー教室と言ったスクール業から学ぶべき点が多くあるように思います。)

この学校が素晴らしいのは、成果物の発信が説明会の場に留まらない点にあります。

具体的に申しますと、教務や学習成果物を発信する取り組みが、WEB上でも徹底されているのです。

同校のホームページ上にはアート系コースのバナーが設けられており、クリックする事で生徒作品や各種受賞実績、中学生へのメッセージと言ったコンテンツがあらわれ、入学後の制作風景についてイメージを膨らませる事が出来ます。

今回の事例では、学校のHPに特設ページを設ける方法が取られていますが、facebookやブログを活用する事で、より更新作業を容易にする手段もあります。

学校パンフレットやHPだけでは、どうしても型にはまったオフィシャルな情報発信になりがちですので、こういったツールを活用し、生徒の学習成果物や、授業上の魅力的な取り組みについて継続的に発信をしてみては如何でしょうか。

学校との距離が縮まり、自校独自の魅力がぐっと伝わり易くなるはずです。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

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高校でfacebookを活用する際に準備すべきガイドライン

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

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日本で2,000万人近いユーザーが存在すると言われるフェイスブック。

ソーシャルメディアは、自校に対する顕在・潜在的な関心を持つ人々に情報を届ける事の出来る有効な資源です。

一時に比べるとブームに翳りが見え始めたという意見もありますが、

●活用する明確な目的

●受け手が求めるコンテンツ

●継続する気持ち

の3つがあれば、強力なマーケティングツールとなります。

(特に、HPやパンフレットでは伝える事の出来ない「今」の情報や、外から見えない日常の取り組みを伝えられる点に強みがあります。)

ただ、中学や高校・大学といった学校法人で活用する場合は、予めガイドラインを作成する事をご提案致します。

というのも、複数名の教職員で運用する場合、コンプライアンスへの理解やネットリテラシーにも差が生じますし、それを見る生徒・保護者・地域社会の反応を考えると、最悪の場合にはクレームやいじめ、炎上へと繋がる恐れがあるからです。

このような問題を未然に防ぐ為に必要となってくるのが、SNS活用上のガイドラインです。

A4用紙1~2枚の文面で結構ですので、著作権やプライバシーの基準、機密情報、個人情報、その他リスクに関してまとめ、共通認識を持たせる事が効果を発揮します。

(基本的な事ですが、人物が映っている写真は予め許可をとる、或いは個人が特定し難いように小さく写すといった配慮も大切です。)

せっかくのツールを、何かあると恐いという消極的な理由だけで利用を制限してしまっては、機会の損失になりかねません。

是非、学校の魅力を発信する為に、ルールと共通認識を持った上で効果的に活用頂ければと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)

HPを活用した放課後等デイサービスの独自色の発信

学校法人・教育業界コンサルタントの水溪です。

いつもお読み頂き有難うございます。

「放課後等デイサービス」は障害児通所支援の一つであり、就学中の障害のある子どもの生活能力向上の為の訓練や、社会との交流の促進を意図するものです。

規制緩和のもとで福祉業界内外からの参入が続く中、WEBを通じて自社のサービス内容を積極的に発信する法人も現れて来ています。

情報の発信力の度合いを、ここでは大きく3つのレベルに分けて見てみましょう。

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【レベル1】HPを作っている

マーケティングのポイントは意識していないが、とりあえずホームページを用意している法人がこれに当たります。営業時間、定員、サービスの概要、アクセスといった基本情報は掲示しているが、それ以上の情報は不足した状態です。

【レベル2】自社の魅力・情報を余す事無くHPに盛り込んでいる

レベル1で盛り込めていなかった、ソーシャルスキルトレーニングの重要性の訴求や、サービスの良さ、安心感を伝える工夫、実際に問合せをして貰う為の工夫等がこれに当たります。

【レベル3】独自の魅力・サービスをHPで積極的に発信している

他の施設と比べた独自性のあるコンテンツがこれに当たります。例えば、年齢別のコース分け、オリジナルの教育プログラム、アートやスポーツに関するコンテンツ等もその一つです。

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ホームページの活用は、検索エンジン上で福祉サービスを検索している見込み客の獲得だけでなく、その他媒体や口コミによって自施設を知った保護者が、より施設を知るための窓口としての役割も果たします。

安定的な顧客獲得の為に、また高品質なサービスを永続的に提供し続ける為に、是非注力して頂きたい施策です。

もし、「何から手をつけたら良いかわからない」「アピールポイントってどこだろう」と言うお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談頂ければと思います。

水溪 悠樹(ミズタニ ユウキ)